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- ◆◆グーグルニュースと中国
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昨日は三菱電機の日下さんと会食をした。さすがに経産省出身だけに、交友関係が広く、勉強になった。特に米国の造詣が深く、このブログの内容の話が出来た。なかなかこうした国際的な日本人は少ない。Financial TimesとThe Economistを読んでいると言っていた。彼は対米関係をもう30年もつきあっていると言っていたが、私のブログは英語で始めてまだ一年だ。それでも気の遠くなるような一年だった。
さて今日はGoogle-watchからの記事を久しぶりに取り上げる。まずはこのサイトの初めにあった Google confesses(グーグルの告白)からみて見よう。John BattelleのGoogle News And Chinaだ。2004年9月25日の記事で、この頃から既に検閲の問題が浮かび上がっていた。

グーグルニュースと中国
AP通信の 「グーグルニュース・チャイナ」が公表された時に私はグーグルの構内にいた。(そのあとで、Mercury Newsとか他のところが続いた。)私はそのニュースがその週の早い時期に次第に伝わって来ているのに,ためらって,意見を述べなかった。(すなわち、Slashdot threadのことで,2004年9月22日のこのサイトの記事で,中国政府によって,グーグルの「ニュース」の検索が操作されていると言うことが書いてある。注)この話を進める何かを待っていた。David Kraneはこの構内で,私のインタビューを助けてくれていたが,この話に触れたので,私は現在の状況はどうなのか聞いた。
Davidが説明したのはグーグルは中国の政府が禁止しているサイトの少しの数(約8カ所)だけ落とす意思決定をした。と言うのは中国政府が手を加えたユーザーインタフェースの体験を造り出していたからである。グーグルチャイナのユーザーは結果とリンクを見ることが出来るが,実際のページをクリックしてみることは出来なくて,実際には中国政府がこれらのサイトにフィルターをかけているー実施のサイトは中国のグレート・ファイア・ウォール(Great Firewall of China)に隠れて見えない。
Mercury Newsの記事から以下に引用してみる。
中国政府が禁止したウェブサイトからのヘッドラインを意図的に「グーグルニュース」から除外し,それらは中国の国境の中ではアクセスできないことをグーグルは認めた。この 企業が言うにはウェブサイトにアクセスできないようにリンクを提供することはその「ニュース」サイトの「サーチ体験」を下げることだと言っている。
「グー グルは我々の中国大陸のユーザーのためにベストの可能なサーチの体験を作るために、我々はコンテンツがアクセスできないサイトは含めないことに決めた。」 とこの企業は声明文で言った。「それを含めてしまうと,情報を求めている我々の「ニュース」ユーザーにとって良い検索体験値を提供できないからだ。」
正直に言うとこれは半分しか応えていない。あなたはそれがなんなのかを知らなくても,あなたは何かを見せられていないと言うことを知ることが一番良いに決まっている。完璧な世界では、 明らかに,ベストアプローチはユーザーがクリックして見ることが出来なくても,検閲されているリンクを見せるべきだろう。そのようにすれば,少なくとも, アクセスできないリンクを知ることは出来る。(グーグルは既に,サイエントロジー騒動とかDMCA要求のようなもののために萎縮的効果ウェブサイト Chilling Effects website を通じて、適切に,このようなことを行って来ている。)
サイエントロジー: 米国哲学者L. ロンハバードにより1952年に設立された宗教. 人間は無限の能力と善性を持つという信条を持つ.
DMCA :Digital Millennium Copyright Act 米国で2000年に施行された、デジタルコンテンツの著作権に関する法律。著作権の侵害が可能な技術の所有または配布を禁止する条項が盛り込まれている。また、全体的に著作権者の意向が重視されているため、消費者との間でさまざまな問題が発生している。
最低限ではあるが, グーグルは政府の制限によって見ることの出来ない結果があると言うことを中国のユーザーに認めることはできた。(「最も適切な結果ををあなたに見せるために、、、」のような言葉をつけて、彼らが何をしているかと言った類いのこと)
しかしながら、どっちをするにしても,中 国当局を明らかに,イライラさせるだろう。そして、中国でビジネスをしようとしている他の企業と同様にグーグルも当局のルールに従って,行動しなければならない。(事実,Slashdot Threadは全く的を得たことを言っている。)
この企業は「我々はベストの検索インタフェースを作ろうとしている」と言う弁解を避けようと考えているのだと思う。この弁解は幾分、理知的な防御と言えるが、むしろ(こうした彼等の行動は)冷淡だと感じていて、彼等は中国人のユーザーからこの情報を退けることに失望を感じていて、彼等が見ている情報が完全ではないと言うことを少なくとも知らせたいと思っている。その上、中国のルールによって行動しなければならないことを認めているが、本当はこのことは罪人のすることだ。この過程において、グーグルはすべてを考慮して、それを指摘することが出来るし、しなければならない。彼等は中国の増大するインターネット人口に利用できるように、「グーグルニュース」の残りのすべての部分、そして大規模なグーグルを見せることは不都合を与えるより遥かに良いことだ。
以上で、http://www.google-watch.org/china.htmlに戻る。この記事も中国では見ることが出来ないようだ。家族が中国で、中国の中にいると、こうしたことが見えない。不便を不便と感じないからかもしれない。日本はこうした報道の制限は一切無い。でも本当にそうだろうか。海外の新聞の内容と日本のものとは明らかに違う。検閲しているのではないが、報道が選んでいるのは事実だ。日本の場合にはそれが蓄積してしまって、日本では常識だが、世界では非常識みたいなことが出て来ている。
集団自衛権がそうだ。それを理解しているのはこの広い世界でも、アメリカ政府だけだろう。アメリカの国民は理解していない。理解していれば、トヨタの問題は出て来ない。このように2004年頃からグーグルは中国政府ともめていたことになる。いや、もっと前からだ。この話は続きがまだある。ではまた明日。
◆◆スイングバイ企業紹介ページはこちらから
http://www.chinabusiness-support.com/archives/363
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- スウィングバイ2020株式会社 代表取締役社長
海野 恵一 -
スウィングバイ2020株式会社 代表取締役社長。
1948年1月14日生まれ。東京大学経済学部卒業。
1972年、アメリカの監査法人アーサー・アンダーセン(1989年からアンダーセン・コンサルティング、2001年から現在のアクセンチュア)に入社。
名古屋事務所所長、経営戦略サービスグループリーダー、石油業北アジアリーダー、石油業アジアパシフィックリーダー、素材・エネルギー本部統括パートナーなどを歴任し、2001年に代表取締役に就任。
2003年の退任後は顧問に就任(2004年に退任)。2004年にスウィングバイ2020株式会社を設立、代表取締役社長に就任。
2008年現在、新速佰管理咨詢(大連)有限公司董事長、新速佰管理咨詢(上海)有限公司董事長、大連高新技術産業園区招商局高級招商顧問、大連市対外科学技術交流中心名誉顧問、無錫軟件外包発展顧問、
対日軟件出口企業連合会顧問、環境を考える経済人の会21事務局員を務める。










