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セミナー

◆◆GoogleはNexus Oneを発表した
今日は大連に来て3日目だ。もう明日帰らなければならない。あっという間だ。今年は寒い。昨日はマイナス13度だった。いつもそうだが、中国に来ると相当気をつけないと、食べ過ぎてしまう。今回はまあまあだ。ここでは朝が寒いので、体操して運動してから、このブログを書いている。今日も新しいテーマで、GoogleとAppleの関係だ。さて始めよう。

「GoogleはNexus Oneを発表した。iPhoneの競合商品だ。」
http://www.nytimes.com/2010/01/06/technology/internet/06google.html?bl

Googleは火曜日(2010年1月5日)、スマートフォン市場への攻撃を開始し,新しいタッチスクリーンの携帯電話NexusOneを発表し,大いに,AppleのiPhoneの競合商品である。

スマートフォンとは、コンピュータを内蔵し、音声通話以外に様々なデータ処理機能を持った携帯電話。電子メール機能やWebブラウザを内蔵し、インターネットに接続することができる携帯電話などがこれにあたる。NTTドコモのiモードはスマートフォンを利用したサービスといえる。

他にも、個人情報の管理やスケジュール管理、メモなど、従来は電子手帳や携帯情報端末が持っていた機能を内蔵したものがある。無線通信機能を組み込んでパソコンなどと連携させたり、ICカードや電子財布機能を内蔵して商取引を行なう機能を持ったものも構想されている。

パソコンや携帯情報端末に比べて機能や性能では劣り、ボタンが少ないため情報入力には向かないが、長時間駆動が可能で作業場所を選ばず軽量であることから、社内情報の共有やメール端末、情報受信端末としての普及が期待されている。(引用)

Googleはまた、Nexus Oneを販売すると言っているが,これは「スーパーフォン」と呼んでいて,オンラインストアでしか買えない。Googleは大部分の収入を広告で稼いでいて,直接小売販売ビジネスにつま先を入れたと言っていたが,それは電話の売り上げから利益を得るのではなく,アドロイドのソフトウェアを動かしている携帯電話の可能性を広げることである。

「売上数量によっていくらかの利益を得ることが出来るが,ここではそれが目的ではない。」とアンドロイド技術を担当するエンジニアの副社長であるAndy RubinはGoogleの本部のプレスカンファレンスで語った。「われわれの本業は広告だ。」

消費者はNexus Oneをロック解除したものが529ドルで2年間の電話契約では179ドルで,T-Mobileから買うことが出来る。

unlocked:SIMロックを解除したもの

T-Mobile:ドイツ・ボンに本社を置き、ヨーロッパ及び北米で移動体通信サービスを提供している会社。ドイツテレコムの子会社である。

GoogleはNexus Oneは今年中にはアメリカではVerizon Wirelessで、ヨーロッパではVodafoneで買うことが出来ると言った。将来は消費者直結型にして他の機器や通信業者を加えるつもりだと言った。

幾人かのアナリストはNexus Oneのスピードといくつかのその可能性について好印象を持ったと言った。Googleはこの機器の中のすべてのテキストが音声で可能であり,だから、例えば,ユーザーはタイプしなくても電話に話をすることによって,e-mailメッセージを作ることが出来る。しかし,彼等が失望したのはGoogleは、例えば,広告の収入で,電話を安くして,この産業を刷新するためのことをあまりしなかった。

「彼等が本当にユニークなものを展開してくれたことはすばらしかった。」と SearchEngineLandの編集者であり,長い間のGoogleのアナリストでもあるDanny Sullivanは言った。「これは革命的と言うよりかはより進化に近い。」

Nexus OneはHTC、台湾の電子製造メーカーによって作られていて,3.7インチのスクリーンとGoogleの最新のアンドロイドのOSで動いている。厚さは 1.5cm以下で,130グラム、iPhoneより幾分薄くて,少し軽い。取り外し可能なバッテリーがついていて,5メガのカメラで,LEDのフラッシュがついていて,静止画とビデオの双方が出来る。

Googleの経営陣はNexus Oneを今日のアンドロイドに何が出来るかの「見本」だと呼んだ。Googleがアンドロイドの成功に満足していると言った。現在は一つの通信業者から一台の機器であるが、一年とちょっとの間に、それを世界中の59の通信業者から20の機器に広げて行く。しかし,彼等はHTCとこのソフトウェアに基づいた出来うる限り最上の機器を設計し、密接に仕事を進めて行くことを決めている。

この部屋の中で,ただ一人Nexus Oneが市場においてベストのアンドロイドの機器であることを認めようとしない人がいたが,それはモトローラの共同最高経営責任者であるSanjay Jhaで、彼は最近、アンドロイドをベースとしたDroidを発表した。

「Nexus Oneは良い電話だと思う。Droidも良い電話だ。」と彼は言った。彼はGoogleの計画では電話を直接消費者に売り込もうとしていることを受け入れたようだった。「このことは市場を拡大する潜在力がある。」と言った。

同様に,携帯電話の通信業者はGoogleの計画で、SIM解除された電話を直接消費者に販売することによって狼狽しないようだった。「われわれは市場により多くの選択肢を持ちこむことを間違いなく歓迎する。」とSprintの広報担当者であるJohn Taylorは言った。Verizon Wirelessの広報担当者であるJeffrey Nelsonは彼の会社はGoogleとの広範な強力の協定にサインする時には店としての位置づけで,Googleの計画を承知していると言った。
さしあたり、Nexus OneはG.S.M. 標準を使って携帯電話のネットワーク下でだけで稼働し,アメリカではAT&T and T-Mobileによって利用されている。SIM解除された電話の所有者がAT&T SIMカードを持っているのであれば、AT&Tのネットワークで稼働することが出来,、しかしそれは古くて遅いEDGEネットワークでしか稼働しない。それはより早い3Gのネットワークではない。とgoogleは言った。

EDGEとは、GSM方式、TDMA方式の携帯電話網を使ったデータ伝送技術の一つ。GPRSの後継技術に当たり、第3世代技術(3G)のひとつとして扱われている。最大で384kbpsのデータ転送が可能。すでに広く普及しているGSMをベースとした方式であるため、既存の通信設備を有効利用することができる。「UWC-136」方式として新世代携帯電話の国際標準「IMT-2000」規格の一方式として採択された。ただし、最高性能などはCDMAをベースとした他の方式には劣るため、CDMA方式が成熟するまでの過渡期の技術という見方が強い。http://e-words.jp/w/EDGE.html

Nexus Oneはクアルコムの高速の1ギガヘルツ(世界最速になる)Snapdragon chipを採用していて,複数のアプリケーションを素早く処理できる。3Dのディスプレイも可能で,GoogleはCoolirisと協力関係にあり,ここはSilicon Valleyでの創業で,この企業の技術は写真をスクロールさせてみせることが出来る。

Snapdragonは、クアルコムが開発した、無線通信でインターネット接続できる携帯デバイス用のチップセットプラットフォームだ。「ポータブルな携帯端末と高い処理性能を持つノートパソコンの中間に位置するデバイス」という市場を狙った製品がSnapdragonということになる。現在、多くのスマートフォンで採用されているCPUは500MHz前後のスピードであることを考えると性能は2倍近くとなり、これは大きなアドバンテージとなる。 http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/keyword/44090.html

GoogleはまたNexus Oneで動くGoogle Earthも紹介した。「これは本当に凄い電話だ。」と Forrester ResearchのアナリストであるCharles Golvinが言った。「しかしこれは市場のゲームを変えるところまで行っていない。」

Peter ChouはHTCの最高経営責任者で、Nexus Oneの売上予測の公開を拒んだが,この機器は「今日の携帯電話の可能性の限界に近づいている。」と言った。Nexus OneはiPhoneのライバルであり,GoogleとAppleはお互い極めて異なった戦略であるが,携帯電話の市場で接近している。Appleは電話を売ることで金を儲け、Googleは広告を売ることで 金を儲けている。しかし、2つの会社がこのまま行けば衝突することは疑いの余地はない。

Google の店で売られたNexus Oneとその他の機器が成功してしまうと,iPhoneの魅力に食いこむことが出来る。その一方で,AppleはQuattro Wirelessを買収したと火曜日に表明したが,ここは携帯電話の広告を取り扱う新興企業で,Googleの中核の広告ビジネスを攻撃する計画を持っていることを暗示している。

以上で,「Googleはピークに達したか?Micorosoftの最大の脅威はこのFBIの特別捜査官(Googleのこと)では全くないかもしれない。 Appleかも知れない。」は終了した。AppleもしたたかにGoogleに挑戦を挑んでいる。この勝敗はわからない。Googleにとっては Micorsoftより、このPCの世界でしぶとく生き残ってきたAppleの方が強敵に違いない。

まだまだ、Windowsは普及しているだけに捨てることはできないが、それも時間の問題のようだ。世の中のことで、栄枯盛衰のないものはないようだ。栄華を誇っているときにはそうした将来を信じないが、現実は厳しい。

まだまだGoogleが続くが、この次は「Googleへの批判」Criticism of Googleを翻訳しよう。久しぶりのウィキペディアだ。量が多いので,数日はかかる。ウィキペディアは内容が固いので、難しくならないように、慎重に翻訳する。ではまた明日。


◆◆スイングバイ企業紹介ページはこちらから

http://www.chinabusiness-support.com/archives/363
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海野 恵一

スウィングバイ2020株式会社 代表取締役社長
海野 恵一
スウィングバイ2020株式会社 代表取締役社長。
1948年1月14日生まれ。東京大学経済学部卒業。
1972年、アメリカの監査法人アーサー・アンダーセン(1989年からアンダーセン・コンサルティング、2001年から現在のアクセンチュア)に入社。
名古屋事務所所長、経営戦略サービスグループリーダー、石油業北アジアリーダー、石油業アジアパシフィックリーダー、素材・エネルギー本部統括パートナーなどを歴任し、2001年に代表取締役に就任。
2003年の退任後は顧問に就任(2004年に退任)。2004年にスウィングバイ2020株式会社を設立、代表取締役社長に就任。
2008年現在、新速佰管理咨詢(大連)有限公司董事長、新速佰管理咨詢(上海)有限公司董事長、大連高新技術産業園区招商局高級招商顧問、大連市対外科学技術交流中心名誉顧問、無錫軟件外包発展顧問、
対日軟件出口企業連合会顧問、環境を考える経済人の会21事務局員を務める。