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セミナー

◆◆中国人を動かすには
事実に基づいてww 申し上げます。決してバカにしているわけでも見下しているわけでもありません。頭脳も能力もあるし、手先も器用、根性もあります。情熱も高い。

だからと言って それが 全体なのか、個人の気質なのか、分析中ですが

とにかく現象的に 起こる事ですので 中国を知っている方々は 私の話を読んで全くその通りと言っていただけますww

ある日、老板の私がトイレ掃除を行いましたが、
中国では、職域が凄く細かに分かれています。

飲食店でいうと、

「いらっしゃいませ」と「ありがとうございました」を言う人
料理を運ぶウェイトレス
レジ会計係
カウンターで飲み物を作るバーテンダーなど
料理人
下膳係
皿洗い
床掃除やトイレ掃除

結構小さなお店でもこれぐらいは分かれています。
そして経営者は、皿を運んだりすることは一切ありませんし、トイレを掃除するなんて考えられない事なのです。

これは最近の事なのですが 厨房のコンロの火の調子が悪いのです。

火の色が黄色で どう見ても 空気取り入れ量が少ない。
調整しろと言っても 放置。業者を呼ぶように指示しても全然連絡を取っていない。

原因は分かっているんです。ガスコンロの孔が 油で詰まって 小さくなってガスの
出が悪くなっている。

それと少し水平が取れていない。私はそう判断していたのですが それを言っても何もしない。
料理人は料理人であって 他の事は何もしない。

このままじゃ改善しないので 近くの金物屋に千枚通しか、錐と金属ブラシを買いに行かせたら売っていないと言って帰ってきた。
以前はあったが今は無い。と言ったと帰ってきました。

その店で見て在庫がある事を知っていました。おつかいに行ってくれた女の子は日本語もよく分かる子でしたので
「きっと 金属ブラシと言っても 金物屋は分からないと思う。何に使うのだ。」と聞いてくるはずだから、
コンロを磨くものだと、言っても それはないというに違いない。

相手の言う事を信じてはいけない。こんな形で 先に金属の歯磨きみたいなブラシがついているものがないかどうか?だけを聞きなさい。」と言っていたのですが・・・結果は、予想したとおり・・・。

こちらの人はすぐ質問返しをするのです。そして自分の理解でしか反応しません。そして面倒くさい事は絶対にしません。

さらに相手から言われるとそこから自発的に突っ込んで動く事もしません。
これはほぼ100%そうです。間違いありません(笑

その女の子を連れて その金物屋に再度行きました。その金物屋のおかみさんが 僕が来たので ちょっと緊張気味です。

何故なら たまにその店に行って 中国語も分からず、用途も分からず、自分の理解できない変なものばかり買って帰るからです(笑
早速見つけました。女の子は とても恥ずかしがっています。すぐにいい訳を始めました。

「私が考えていたものと違っていました。社長が説明してくれた絵で 私が理解できなかったのが いけませんでした。」(おいおい、おれの絵がへタダだったのかよ・・・。)

店のおかみさんは「なんだこれだったの、あなたの説明じゃ分らなかったわよ」と言っています。

そんなこと気にしてたら この中国生きていけません。完全にその言い訳を無視して今度は 先がとがったドライバー状のものはないかと、売っているドライバーを見せながら 先をとがっているジェスチャーをしながら聞きました。

釘を持ちだして もっと大きくて尖っていてもいいとも。

どうやらここにはなさそうです。そこでその女の子に支払いをせておいて2軒隣りの文具店に行きました。
どうやら見渡す限りない。そこに女の子が来て ここでも探してありませんでした。
といいます。

それでも 主人に「こんなんで あんなんで こういう目的で 先がとがってて・・・」と通訳させたら 持って出てきたのが ピンセット。

今度は、既に十分僕の考えを理解している彼女は「これじゃない。これでは使えない。」
私は その先の形状を見て十分使えると考え、「これください。いくら?」たった2元www

店に持ち帰り、ピンセットを二つに割り、絶縁テープを握るところに巻きつけて握り易くして新しい道具を作りました。
それでコンロのガス孔をほじくりまわし、空気調節をしたら あららら なんと、きれいな青色になるではありませんか(ビフォーアフター風・・笑

2ヶ月も何度も何度も皆が嫌がるぐらいに指示を出し、放置され 鍋底がすすで 黒くなって 洗うのにも面倒臭く、他にもすすが付いて大変。
ガス効率は悪いし、料理も火力が弱いために美味しく出来ない。

それでも彼ら料理人はそのまま。それぐらい何もしないのが中国の人です。

笑っちゃう言い訳の一つに 「そう言う事をしたら そういう人の仕事を奪ってしまうから しない。」と言われた事がありますが 
それが共産主義の非効率さかもしれません。私が動き出したら たった1時間で解決です。

だからといって 自分でやってしまったらダメです。それは次から私の仕事になります。

社長であろうが上司であろうがお得意様であろうが 相手がやってくれるのなら 大歓迎の国です。

だって面倒くさいのが一番嫌いだからです。

私がやっているのを興味深く見ている新人がいました。
そこで、如何にあなた達がすすで汚れて 仕事が増えて 壁も汚れて 時間もかかって損しているかを教え、
こうやりかたをどう思うかと聞いたところ 言う通りだ。これはいい。こんどからそうする。と言ってくれました。
夜チェックしてみると きれいに孔を掃除してありました。

さて 今回のお話のまとめ

山本五十六の言葉通りですよ

「やってみせ、言って聞かせて させてみて 褒めてやらねば 人は動かじ」

それと やはり 損を教え、得を伝える事ですね。

そうしないと中国は1時間で済む事が2カ月かかっても改善されない国です。

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山口 康一朗

山口 康一郎
1958年 鹿児島市に衣料品卸業の家に生まれる
1975年 17歳で喫茶店を開業
1981年 23歳で結婚、中古電化製品販売会社を起業。
      中古電化製品専門店3店舗、
      携帯電話販売店AUショップ6店舗、
      金券ショップ3店舗まで拡大。

2000年 福岡にビジネスコンテンツ目的の、
      コンプリート(株)を設立する。

2003年 鹿児島事業の状況変化のため、福岡撤退、道
      半ばにして鹿児島に戻る。7年ぶりに視察団
      で行った中国の発展をみて魅力を感じ、中国
      進出を目論む。
2005年 中国杭州市に連絡事務所を開設。

2007年 2年間の準備を経て、日本国内事業を譲渡整
      理及び渡航のために離婚し、杭州市に居住
      12月事務所兼用目的でJAZZBARを営業開
      始するが、許可申請等の諸問題で仮営業す
      るも6カ月以上休業状態が続く。

2009年 さらに契約上のトラブルでやくざとのトラブル
      で営業休止状態金田中集団及びインドネシ
      ア人と日本人からの出資を受け、日本型喫
      茶店の新業態開発として金田中珈琲館に
      転換、総経理に就任現在に至る日本国内
      においては稲盛和夫京セラ名誉会長の盛
      和塾に学び、稲盛経営哲学を中国で実践す
      るつもりで渡中した。中国特有の原因による
      失敗を多く経験、ギリギリの状態は脱した
      が、まだまだこれから起きる出来事に自分
      を奮い立たせながらの毎日を過ごしている。

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