- 中国関連セミナー
|
|
|
この記事をTwitterでつぶやく
- ◆◆なぜかJAZZBAR
-
最初は軽い気持ちでした。英文のフリーペーパーの「売ります買います」欄で偶然見つけました。
価格を聞いてみると20万元。家賃は年間12万元、ひと月に直すと1万元。広さは、中2階入れて269㎡、1階だけで170㎡の酒?(BAR) 開店は2002年5年経っていますが 逆に風格が出て 結構いい感じの店です。私の住んでいるところのすぐ近くで 何度か飲みに行った事のある店です。
「こんな店なら経営してもいいな。昼は事務所代わりにでも使えそうだし、取引先の接待にも最適だし、もともと飲食業の経験もあるし・・・」というのが始める動機でした。
経営者は女性二人での共同経営。本契約が終わりお酒や食材料の検品も終わりましたが従業員への紹介はまだです。私は中国人の経営するJAZZBARを監督指導する顧問という立場で経営することになりました。
日本人経営を前面に打ち出すと なかなか周辺の店や大家さんとの仲がうまくいかないそうです。契約書にサインをして 手付金も払い、『さあて どうしてやっていこうかな』と思っていると「明日のクリスマスはどうするの?」と 元オーナーの女社長が 言い出しました。
「え?いつ引き渡し?」
「今からでも構わない。もうあなたのものです」
ということで、なんとその日から 急遽営業という事になってしまいました。ちょうど近くの大学に留学中の娘をレジ係にしての営業開始でした。次の日にやっと従業員に自己紹介、彼等もその日までオーナーが代わるという事すら伝えられていません。そういう状態だったのです。
まずはトイレの掃除からです。その日はクリスマスイブ。2007年12月23日波乱万丈の始まりでした。
なんでまた 準備なしでクリスマスイブの前日から JAZZBARをやる羽目に・・・。年が明けてからきちんと準備しようと考えていた自分と中国式のやり方の違いにアッパーをくらわされた気分でしたね。しかもクリスマスイブにトイレ掃除。
中国式にのせられてしまうと、あれよあれよと自分の思っていた方向から外れて余裕を使わされてしまいます。自分の余裕を相手に使われるというのは、めちゃ損ですよね。
こちらの人は 余裕があっても 何もしません。余裕を使い切るまで動きません。一方日本人は、きちんと余裕を持って行動する人が多いですが この国では 相手の余裕を自分に誘導し、自分の都合勝手に使いまくります。そこは十分気をつけるべきですね。

- 山口 康一郎
-
1958年 鹿児島市に衣料品卸業の家に生まれる
1975年 17歳で喫茶店を開業
1981年 23歳で結婚、中古電化製品販売会社を起業。
中古電化製品専門店3店舗、
携帯電話販売店AUショップ6店舗、
金券ショップ3店舗まで拡大。2000年 福岡にビジネスコンテンツ目的の、
コンプリート(株)を設立する。2003年 鹿児島事業の状況変化のため、福岡撤退、道
半ばにして鹿児島に戻る。7年ぶりに視察団
で行った中国の発展をみて魅力を感じ、中国
進出を目論む。
2005年 中国杭州市に連絡事務所を開設。
2007年 2年間の準備を経て、日本国内事業を譲渡整
理及び渡航のために離婚し、杭州市に居住
12月事務所兼用目的でJAZZBARを営業開
始するが、許可申請等の諸問題で仮営業す
るも6カ月以上休業状態が続く。
2009年 さらに契約上のトラブルでやくざとのトラブル
で営業休止状態金田中集団及びインドネシ
ア人と日本人からの出資を受け、日本型喫
茶店の新業態開発として金田中珈琲館に
転換、総経理に就任現在に至る日本国内
においては稲盛和夫京セラ名誉会長の盛
和塾に学び、稲盛経営哲学を中国で実践す
るつもりで渡中した。中国特有の原因による
失敗を多く経験、ギリギリの状態は脱した
が、まだまだこれから起きる出来事に自分
を奮い立たせながらの毎日を過ごしている。 - 【山口 康一郎氏 コラム一覧】










