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セミナー

中国ビジネスサポート.COM:『御社オフィスは、中国経済の中心地、上海にあるのですね。御社の上海進出の経緯を教えて頂けませんでしょうか?』
小原氏:『特徴としては技術者に特化しているということなのですが、1995年あたりからコスト削減を理由に中国に工場をつくり進出する日系企業が増えてきました。その当時、商品自体は欧米など海外に輸出していましたが、ここ(中国)で売れる時代が訪れたのです。
そこで中国人の思考に合わせた商品の開発や設計をする必要がでてきました。もちろん開発と製造は距離が近いほど効率がよいので、2000年を過ぎたあたりから開発・設計の人材を中国に連れてくる日系企業が増えてきたのです。 そういったところをターゲットに、サポートしていくというのが私達のビジネスです。』
中国ビジネスサポート.COM:『今まではどのような事をされてこられたのでしょうか?』
小原氏:『まず、人材教育会社を作りました。中国の理工系の大学卒以上の方で、技術分野で日系企業で働ける基礎の能力をつけるための学校です。 期間は六ヶ月で、卒業した方たちを中国国内の日系企業に人材として紹介します。現在は1000名ほどの生徒がおり、卒業生は中国国内で200名ほど送り出しております。また、日本のメイテックに採用するケースもあります。一時期、日本で有能な技術者が採用できないとき日本適正のある人材をメイテックの新入社員といて迎えました。それが現在340人います。 また、彼らのように日本から中国に戻る中国人技術者の活躍の場を作るということにも力を入れています。』
中国ビジネスサポート.COM:『中国、上海での人材マーケットは、近年どのような変化がありましたでしょうか?』
小原氏:『これは人材マーケットだけに限りませんが、数年前IT不況などで日本での就職が難しかった時期がありました。 そこで中国へ留学して中国で働こうと考えた人が出てきたのです。その当時は中国語を話せる日本人は少なかったので、日系企業はよく採用していました。
そのように日本でダメなら中国で!という時代は終わりました。 日本で仕事ができない人が、なぜ中国で仕事ができるのでしょうか?  私は技術者として韓国の現代自動車へ招かれたことがあるのですが、その当時の設計図なんて子供が書いたようなものでした。しかし、それも10年で追い越されましたよね。中国も同じことが起きます。 日本が凄いと思ってるのは、中国へ来たことがない人たちですよ。 実は私もそうだったんですが、始めてきたとき自然と上から目線になってしまうんですよね。これだと絶対失敗しますね。』
中国ビジネスサポート.COM:『御社のサービス内容を教えて下さい。』
小原氏:『柱としては、先ほど述べた人材教育会社からの卒業生の人材紹介が一つ。そして近頃非常に忙しいのが、いわゆるシニアエンジニアと言われる日本の技術者・管理者の紹介です。 これは、私達が面接をしてからの紹介ということで、徹底して人材のクオリティを保つ努力をしています。』
中国ビジネスサポート.COM:『御社は中国にある人材企業のなかでも、どのような特徴があるのでしょうか?』
小原氏:『とにかくお客様は製造業なので、理工学系・技術者というふうにセグメントをしっかり決めています。 これが強みであり、最大の特徴だと思います。 』

中国ビジネスサポート.COM:『御社の人材ビジネスに取り組む上でのポリシーを教えて下さい。』
小原氏:『ミスマッチをなくすということです。』
中国ビジネスサポート.COM:『文化や習慣の違いから、人材のミスマッチが起こる事などは無いのでしょうか?』
小原氏:『今述べてきたように、私どもの教育会社があり、エントリーまでの厳しい条件などがあります。それは中国の市場としっかりと向き合って、そのニーズにあったサービスを提供するためです。ミスマッチのないことが、お客様の一番の喜びですからね。』
中国ビジネスサポート.COM氏:『中国でビジネス展開する日本企業が気をつけなければならない点や、中国ビジネスを上手く進める為のポイントがあったら教えて頂けませんでしょうか?日本の製造業へのメッセージなどもお願い致します。』
小原氏:『電化製品でも何でも、日本の商品ってすごくいいんですよね。でも中国では売れません。マーケティングや宣伝の下手さとかを抜きにして、僕も設計だったので分かるんですけど設計者っていいモノ・付加価値のあるものを作りたいんですよね。 炊飯器でも、もともと米が美味しくないんですから高い炊飯器なんて意味がないんですよ。笑 もはやマニアが買うものですね。
つまりモノならローカライズがテーマであって、現地で開発・設計する重要度があがると思います。』
中国ビジネスサポート.COM:『今後の御社の事業展開の方向性はどのようにお考えでしょうか?』
小原氏:『中小企業に多いと思うんですが、日本で売れているものを中国でも売りたいという声が多くなってきています。そういった場合、中国で現地法人をつくるか、パートナーを見つけなければいけませんよね。日本国内でコンサルタントを雇って、銀行やら何やら頼むと莫大なお金が掛かるんですけど、私どもは、そういった銀行から人材採用からトータルでサポートできるんです。しかも、日本国内での相談も可能です。私どもとしても大きくしたい事業の一つです。』
中国ビジネスサポート.COM:『最近の出没地はどのへんでしょうか?上海のオススメスポットがあれば教えて下さい。』
小原氏:『一番多いのは、虹橋とか古北ですね。 まぁお勧めスポットは教えたくないですけどね!笑  でも、僕はお酒を飲みながら音楽を聴くのが好きなのでジャズバーとかよく行きますね。特にサルサ・ラテン系は、ここ上海には東京以上に良い所があります。』
中国ビジネスサポート.COM:『最近はまっているMYブームなどはありますか?』
小原氏:『趣味は食べ物とスポーツで、テニスは長くやっています。ここ上海にも日本人チームが10何チームありますから。 試合も多いですし、試合後はみんなで大宴会ですよ!笑 』

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