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セミナー


◆◆ハウス食品株式会社(3/3)
   首席代表 羽子田礼秀氏
   『中国大陸のカレー伝道師』
   

〈前号のつづき〉

―多くの人にハウス食品のカレーの味を知ってもらうためにどのような活動を行っていますか?
試食をしていただくために、店頭で試食プロモーション活動を行っています。例えば、青島ジャスコや広州の伊勢丹などではハウスフェアを開催したり、子ども達にクイズやゲーム、バーモンドカレーの中国語バージョンの歌を流しながらお姉さんと踊って楽しんでもらう街頭のショーも行っています。そして、興味はあってもカレーの調理方法を知らない方々に作り方を知っていただくために、親子を対象としたカレー料理教室開催に力を入れています。さらに、ネット人口の多い中国において、インターネットを用いて、奥様方が集まる掲示板サイトなどに、野菜嫌いなお子様でもおいしくカレーを食べることができるように『健康』をキーワードとした子ども向け漫画をリンクしようと考えています。また、6月からレジ袋が有料化されるので、
バーモンドカレーを数個買った人には弊社オリジナルのエコバックを無料で提供するなどのレジ袋サービスをタイアップして行っている量販店もあります。上海ではまだ始めていませんが、北京ではそのサービスをすでに始めています。
―人材教育において特に意識していることはありますか?
文化、歴史、言葉の違いなどの問題を乗り越えるには、かなりの時間がかかりますが、私は特に「みんなで楽しく仕事をする」ということを念頭に置いています。遅刻をしたとしても、笑顔で理由を聞くようにしています。もちろん怒るときは怒りますが、むやみに感情だけで怒ることは決してありません。また、首席代表として、「素早く決断をし、素早く修正する」、つまり結論を早く出すことを大事にしています。
相手の話をしっかりと聞き、遅くても一日以内に決断します。いつまでもだらだらと優柔不断な決断をしていたら、部下の信用を得ることはできませんからね。(笑
―羽子田様の好きな本、及び座右の銘は何ですか?
中国の本が好きです。「坂の上の雲」や「バルチック艦隊」などを愛読しています。
座右の銘は、「郷に入っては郷に従え」。これは絶対です。後は、何事も機嫌よくやる、ということを心がけています。
―最後に中国にいるビジネスを勉強中の日本人学生にメッセージをお願いします。
これからが中国ビジネスのチャンスです。中国語を学ぶだけでなく、中国人の考え方を理解しない限り、商売はできないと思います。どういった商売をするのか分かりませんが、せっかく来たのですから、中国の友達とつながりをつくったほうがいいですね。中国留学をして学んだことを、日本に帰って生かしてほしいです。
―ありがとうございました。
ハウス食品株式会社(3/3)
首席代表 羽子田礼秀氏

日本本社:http://housefoods.jp
中国支店:http://www.housefoods.com.cn

住所:上海市遵義路107号安泰大楼2002室
連絡先:021-6278-9990×101
Fax:021-6208-9995

インタビュアー:稲留慶司
執筆:山本ゆり
同行:藤本大貴、吉田めぐみ
校正担当:星譲自、浜田あゆみ

【編集後記】

今回取材を通してマーケッティングの重要性が改めて分かりました。中国でカレーを広げるためにハウス食品さんは工夫を凝らし、さまざま取り組みを行っていると聞いて思わず、なるほど~と頷いてしまいました。また、カレー文化のない中国でカレーを広げるまでの羽子田様の経験談は、とても勉強になりました。羽子田様には「中国大陸のカレー伝道師」という言葉がぴったりです。取材後には食事をご馳走してくださり、普段聞くことができないようなお話を伺うこともできました。感謝の気持ちでいっぱいです。これからはもっともっとカレーを食べていきたいと思います。カレー男と呼ばれるように頑張ります(笑)。本当にありがとうございました。(藤本大貴)


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「せっかく中国経済の中心地・上海でいるんだから、生の中国ビジネスに触れたい!」そんな思いを胸に、当時、上海財経大学に留学していた小林直樹が立ち上げたサークルです。現在のメンバーは、日本人留学生と中国人大学生で構成されており、上海で活躍する日系企業を取材し、それを「RINKOKUメールマガジン」として発行中です。他にも、留学生向けセミナーや、中国人学生向けの企業見学会を開催しています。全活動の方針を決める定例会議を、毎週土曜日午前10時より、上海財経大学の中山北一路校区で開いています。