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- ◆◆地球温暖化論争10
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昨日は紙パルプ会館の田中さんと昼食をとった。かれは銀座ミツバチプロジェクトを始めた方で、銀座のビルの屋上にミツバチを飼っている。このミツバチを飼うことを関係団体、住人の承諾を取ったことがすごい。紙パルプ会館の屋上にミツバチを飼っていて、年間一トンもの蜂蜜がとれるそうだ。今この活動が全国、海外にも広がりつつある。私のマンションでも飼いたいが、マンションの組合が承諾する可能性はゼロだ。蜂にさされるからとか、嫌いだとか、汚いとか言う理由で、合意はしない。だからすごい。彼の本は「銀座ミツバチ物語」田中淳夫著 時事通信社。
昨日は放射効力と温度予測ではアルベト効果と言う言葉がでて来た。ところで、二酸化炭素を基準に、その気体の大気中における濃度あたりの温室効果の100年間の強さを比較して表したものを地球温暖化係数と言うそうだが、二酸化炭素は1になるが、この係数の説明で、以下のような文章があるので記しておく。
ある期間(一般に100年)内に二酸化炭素1 kgの放出による放射効力(温暖化)に対する、同じ量の温室効果ガスの放出による放射効力(温暖化)の比をいう。メタンは24.5で、水はゼロである。
http://homepage.mac.com/maoam/wenv/env/00g/global_w_p_.html
さて今日は少し先に進もう。
David OrrellもしくはHenk Tennekesのような幾人かの科学者は気象変動は正確には予測出来ないと言っている。OrrellはIPCCによって提案されている一連の温度の将来の増加はむしろ気象コミュニティの社会的な合意を示しているが、しかし、「われわれはこの気象に危険な影響を及ぼしている。」と付け加えている。
David Douglassと彼の共同執筆者による2007年の研究ではIPCCによって22の最も一般的に利用された地球気象モデルは、実際の地表の温暖化に一致させるように調整すると、対流圏に於ける加速した温暖化を正確には予測で来ないと言う結論を出した。そして結論としては「これらのモデルに基づいた将来の気象の予測はもっと注意深く見て行く必要がある。」と言うことであった。この結果は19の似たような気象モデルを研究したものとは対照的で、そこで発見したことはモデルの予測と実際の温度との差異は測定誤差によるらしいと言うことであった。
予報に対する確信
IPCCは「大循環モデル」General Circulation Models or GCMsから来た予測に対する確信は増大して来ていると言っている。
大循環モデル General Circulation Model:「大循環」とは、地球規模の、基本的には緯度の関数として分布する風や海流の分布、それに伴う温度などの分布の(それぞれの季節について数十年の)時間平均した状態をさすと言えばよいだろう。「大循環モデル」は、そのような「大循環」の表現をめざして、基本方程式(運動方程式など)を離散化したものの数値解という形で定式化された数値モデルである。理論研究でよくされる、数学的な解きやすさ、解の理解しやすさのための線形化などの式の単純化はせず、現実にあると思われる非線形性をそのまま取り入れる。 そして大気なら大気という系全体としてのエネルギーの出入りの総量に、現実の地球でのそれと同じような意味がつけられる。別の言い方をすれば、大循環モデルは、地球全体を巨視的にみたエネルギー収支モデルをより精密化していった結果だとも言える。
http://web.sfc.keio.ac.jp/~masudako/class/quantexc/clim_model/gcmdenki.html
第4回評価報告書の8章には:
「かなりの確信を持って、気象モデルは特に大陸規模かそれ以上に於いて、将来の気象変動の信頼できる量的な予測を提供している。この確信は認知された物理的な原則に於けるこのモデルの根拠と、現在並びに過去の気象変動の観測された特徴を再現する能力から来ている。モデルによる予想の確信はいくつかの気象変数、たとえば、温度の方が他のもの、たとえば、降雨量よりも高い。数十年にわたる開発の結果、モデルは一貫して、温室効果ガスの増大に答えて、重大な気象温暖化の確固として、明白な絵を提供して来ている。」
ある科学者たち、すなわち、懐疑派やその他の人たちは将来の気象を予測したこのモデルの能力は確信するに値しないと信じている。最近の論文審査された文献では地方の歴史的な時系列のデータを比較した地球気象モデルの成果を評価しているが、「年度並びに気候の30年周期で見た大循環モデルの改修版は事実から乖離している。」と結論づけている。
モデルと経験値による予測
気象モデルは物理、流体運動、化学の基本法則に基づいた微分方程式のシステムである。モデルを実行するために、科学者は3次元の碁盤目に地球を分け、微分方程式を適用し、結果を評価する。モデルに於ける大気の構成部分として、風、熱伝導、放射エネルギー、相対湿度、地表の水文学(水の発生循環属性を扱う地学の一部門)、熱と湿気の地表の流量を碁盤目ごとに計算し、回りの数値との相互作用を評価する。海洋部分においては海流、熱含有量、塩分を計算する。大気と海洋のこの構成部分は相互に作用しあっていて、たとえば、海洋からの蒸発は大気の中に入り、大気の風は海洋の海流に影響を与える。異なったモデルは碁盤目のサイズのように基礎情報によって変化し、それゆえ、同じ結果にはならない。

Global_Atmospheric_Model
Kesten GreenとJ. Scott Armstrongは将来の気象のモデルによる予測の妥当性を批判して、「複雑な気象モデルの支持者たちは確固不動の物理学の法則に基づいていると主張している。しかし、明らかに、物理学の法則以上のものがこのモデルにはある。そうでなければ、このモデルはいつも同じアウトプットを出すはずであるがそうではない。そして、モデルの予測に於いて、確信を持った予想の必要性はないはずだが、確信を持った予想になっている。実際には気象モデルは専門家が自分の意見を言うための数学的な方法である。」と言っている。
Green とArmstrongは正確な長期の気象予想の可能性は決して証明されて来てはいないと強く主張している。そして、いつも単純な方法がより複雑な予測方法より優れていると言う。GreenとArmstrongの研究は彼ら自身の基準を評価するために不十分な専門分野の知識を示しているのと、過去の経験値に基づいた予測と物理学によるモデルに基づいた予測との間の区別が出来ていないと批判されている。
今日は以上だが、昨日とは違い、難しい用語はなかった。以上。
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http://www.chinabusiness-support.com/archives/363
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- スウィングバイ2020株式会社 代表取締役社長
海野 恵一 -
スウィングバイ2020株式会社 代表取締役社長。
1948年1月14日生まれ。東京大学経済学部卒業。
1972年、アメリカの監査法人アーサー・アンダーセン(1989年からアンダーセン・コンサルティング、2001年から現在のアクセンチュア)に入社。
名古屋事務所所長、経営戦略サービスグループリーダー、石油業北アジアリーダー、石油業アジアパシフィックリーダー、素材・エネルギー本部統括パートナーなどを歴任し、2001年に代表取締役に就任。
2003年の退任後は顧問に就任(2004年に退任)。2004年にスウィングバイ2020株式会社を設立、代表取締役社長に就任。
2008年現在、新速佰管理咨詢(大連)有限公司董事長、新速佰管理咨詢(上海)有限公司董事長、大連高新技術産業園区招商局高級招商顧問、大連市対外科学技術交流中心名誉顧問、無錫軟件外包発展顧問、
対日軟件出口企業連合会顧問、環境を考える経済人の会21事務局員を務める。










