- 中国関連セミナー
|
|
|
この記事をTwitterでつぶやく
- ◆◆地球温暖化論争9
-
昨日の昼は品川の回転寿司屋に行ったが、なんと2時間待ちだったので、大井町の回転寿司屋に行った。なぜが家族は途中で寿司を食べるのを止めて、ラーメン屋に行ってしまった。両方食べたので、一日胃が重かった。昼からは渋谷のブックオフで、本を買って来たが、これも重かった。洋書は日本人は読まないので、安い。夕方はYouTubeの児童番組を中国に持って行きたいと言うので、そのコピーの作成を手伝ってあげた。最近はそう言う無料のソフトが出来ていて、簡単にコピーできるようだ。その合間にそこそこ本は読むことが出来た。
昨日は「気候感受性」とか「アイリス仮説」「季節内振動」となるとなんだか訳が分からない。今日もそう言った訳の分からない話だ。今日も同じような話だが、出来るだけ解説したい。こうしたキーワードがいくつかでてくるので、それを覚えてほしい。環境の課題は温度があがるとか下がるとかの話が多いので、そこを間違いないでほしいと言うことと、主流派、少数派、懐疑派といるので、それも気をつけて読んでほしい。そこを間違えてしまうと、勉強する意味が全くなくなってしまうので、注意してほしい。
内部の放射効力 internal radiative forcing
放射効力:入ってくる太陽の放射と出て行く赤外線の放射のバランスの変化をいう。温室ガスは放射された赤外線を捕らえ地球に逆に放射するので、温室効果が上がる。
ここで「内部の」と言っているのは「直接的に温度に影響を与えないが、海洋大気システムに於いて、内部で生成される変動から来る、大気上端の放射熱の固まりの中のすべての変化をさす。」
http://climatesci.org/2008/04/22/internal-radiative-forcing-and-the-illusion-of-a-sensitive-climate-system-by-roy-spencer/
「大気上端」とは上端というはっきりした場所があるわけではないが そこから上にある空気の質量が無視できるところ。以上解説。
Roy Spencerの仮説は「内部の放射効力」があり、気象変動に影響を与えていると言っている。
「… 自然の気象変動を観察する時に原因と結果をごちゃごちゃにしてしまうと間違った結果に導いてしまう。間違った結果と言うのは気象システムは現実以上に温室効果ガス排出により敏感である…地球温暖化は多くは自然の内部の気象変動の現れであると言う少数派の意見に対する量的な仕組みを気象システムが提供している。」
「…低周波の内部の放射効力で1平方メートルで、1ワットよりちょっと多い値のものが、1900年以来、南方振動と太平洋十年規模振動係数の加重平均に比例していると仮定されているが、これが観察されたものと似たような海洋の温度挙動がある。すなわち、その観測されたものとは1900年から1940年には温暖化、90年代までは多少の冷却化、それから現在までは再び温暖化、さらに、観測された100年間の温度傾向の70%もそれに該当する。」
下記に、南方振動と太平洋十年規模振動を引用したが、ここでは太陽の放射エネルギーが海洋の温度の挙動(動き)と同じ動きをしていると言うことを解説している。私注。
エルニーニョ・南方振動(El Nino-Southern Oscillation、ENSO、エンソ)とは、大気ではインドネシア付近と南太平洋東部で、海面の気圧がシーソーのように連動して変化し(片方の気圧が平年より高いと、もう片方が低くなる傾向にある)、海洋では赤道太平洋の海面水温や海流などが変動する自然現象の総称。大気に主眼をあてた場合には単に「南方振動」と呼ぶこともあり、一方、海洋に着目する場合には「エルニーニョ現象」(もしくは、単に「エルニーニョ」)と呼ばれる場合がある。エルニーニョ現象と南方振動は、当初は別々に議論されていたが、研究が進むにつれて、両者が強く関係していることが明らかになり、「エルニーニョ・南方振動(ENSO)」という言葉が生まれた。ENSOは、大気と海洋が密接に連動した現象であり、大気海洋相互作用現象の代表として認識されている。テレコネクションの一種と理解されている。エルニーニョ現象とは反対の大気海洋の場をラニーニャ現象と呼ぶ。
太平洋十年規模振動(Pacific Decadal Oscillation, PDO)とは、太平洋各地で、海水温や気圧の平均的状態が、10年を単位とした2単位(約20年)周期で変動する現象。太平洋10年周期振動とも言う。海洋と大気の相互作用が原因で、海水温と気圧が連動して変化するもので、テレコネクションの一種である。
数十年に渡る気圧や海水温のデータから平均値を求めると、太平洋では、約10年単位でその値が大きく上下に揺れる。この現象を発見したのは、サケの生息数変化を研究していたSteven R. Hareである。これとほぼ同時期にYuan Zhangは、この現象と気候との連動性を発見した。両グループは1997年に、この現象に関する論文を初めて発表した。そのメカニズムは、まだ詳しく解明されていない。複数の説があるが、仮説の域を出ていないとされる。
温度予測
将来の温度上昇の伝統的な予測は将来の温室効果ガス排出( SRES) と気象感受性の見込み次第である。IPCCの参照したモデルは地球の温度は1990年から2100年までに1.1度Cから6.4度C(2.0度Fから 11.5度F)の幅で増加するらしいと予測している。他の科学者はこの温度上昇はIPCCの予測より高いかもしれないと主張している。ある理論ではこの気象が「転換点」に到達するかもしれないと言う。ここではプラスの影響が止めどなく進む地球温暖化へと導く。すなわち、このようなプラスのフィードバックは海氷が解けるように、太陽放射エネルギーの減少する反射熱、海水がより黒ずんでくると言う現象、溶け出している永久凍土層からの大量のメタンの放出の可能性がある。
ここでは温度上昇が「太陽放射エネルギーの減少する反射熱」を伴うと書いてあるが、因果関係はここでは議論されていないが、ウィキペディアの「太陽変動」の「太陽変動と気候変動に対する理論」のところで議論されている。ここでは、以前も議論したように、太陽活動によって地球の平均気温が上昇したのではなく、二酸化炭素が原因だとしている。
「海水がより黒ずんでくると言う現象」というのは引用の “Global Warming ‘Past the Point of No Return’” (「もう戻って来れない地点をすぎてしまった」地球温暖化)によれば、北極海の海氷が解けてしまったので、太陽光の80%はこの海氷によって反射していたが、それがなくなってしまったので、海水が直接その太陽光を受けることになり、この黒ずんだ海が露出することになったと言うことが書いてある。
http://www.commondreams.org/headlines05/0916-09.htm
と言うことで、原文ではよくわからないが、海がむき出しになってたと言う意味である。この現象を「アルベト効果」と言うそうで、以下に引用しておく。
アルベド (albedo) とは、天体において外部からの入射光エネルギーに対する反射光エネルギーの比をいう。反射能(はんしゃのう)ともいう。一般的には地表面が太陽の光を反射する割合のこと。反射率。単位は百分率、あるいは割合(0 - 1)である。
大気がなく雲もない月のアルベドは7%程度である。雲におおわれた惑星のアルベドは高く、白い雲のアルベドは70%程度である。
また、表面が雪氷に覆われている場合 (極地など) 、アルベドは80%にも達する。このため地球の熱収支において、雪氷域は単なる冷源としてだけでなく、太陽エネルギーの吸収率にも大きく影響する。例えば、地球が寒冷化し雪氷に覆われる面積が増えると、さらに寒冷化が加速されると考えられる(スノーボールアース)。また、地球の赤道付近のアルベドは20 - 30%程である。逆に、温暖化によって雪氷が減る事は、さらなる温暖化の加速に繋がると考えられる。
衛星リモートセンシングでは地表面アルベドを波長の関数として定めることが必要となる。地表面反射率は入射角の関数として定義され、散乱角については積分を行った量で表す。これに対し、拡散アルベドは入射角および散乱角の双方について積分を行った量である。通常、アルベドというときはこの拡散アルベドを指す。以上引用。
テストされて来た予測の例は1959年にDr. Bert Bolinが国立科学アカデミーの講演で、1859年に比較して、大気中の二酸化炭素は2000年までに25%増加すると予測した。この予測は過小評価であることがわかって来ている。実際の2000年までの増加は約20%であった。
ちょっと解説足らずなところがあったが、今日はここまで。
◆◆スイングバイ企業紹介ページはこちらから
http://www.chinabusiness-support.com/archives/363
コラム一覧へ戻る

- スウィングバイ2020株式会社 代表取締役社長
海野 恵一 -
スウィングバイ2020株式会社 代表取締役社長。
1948年1月14日生まれ。東京大学経済学部卒業。
1972年、アメリカの監査法人アーサー・アンダーセン(1989年からアンダーセン・コンサルティング、2001年から現在のアクセンチュア)に入社。
名古屋事務所所長、経営戦略サービスグループリーダー、石油業北アジアリーダー、石油業アジアパシフィックリーダー、素材・エネルギー本部統括パートナーなどを歴任し、2001年に代表取締役に就任。
2003年の退任後は顧問に就任(2004年に退任)。2004年にスウィングバイ2020株式会社を設立、代表取締役社長に就任。
2008年現在、新速佰管理咨詢(大連)有限公司董事長、新速佰管理咨詢(上海)有限公司董事長、大連高新技術産業園区招商局高級招商顧問、大連市対外科学技術交流中心名誉顧問、無錫軟件外包発展顧問、
対日軟件出口企業連合会顧問、環境を考える経済人の会21事務局員を務める。










