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セミナー


◆◆株式会社ディスコ(3/3)
   代表取締役会長 加藤 宏様
   常務取締役 HCビジネス本部長 夏井 丈俊様
   『本質をじっくり見つめよう。』

アメリカ・ヨーロッパの最前線で指揮を執られていた夏井氏。人材分野のスペシャリストの視点から見た、最近の海外人材の動向と、変化の激しい時代を生き抜くために大切なことを熱く語っていただきました。

   

〈前号のつづき〉

―今後伸びていくと思われる業界は何がありますか?
現在は、業界という枠組が徐々に無くなってきています。同じ業界でも、企業によって、業績が伸びていく企業と、業績が悪化していく企業に分かれます。これは、インターネットが普及し、世の中の流れが大きく変化したので、マーケティングのやり方が今までと変わってきているからでしょう。今後は、マーケティング分野が強いかどうかが、競争力の差になると思います。
―最近の新卒は、入社して数年も経たないうちに、すぐ辞めてしまうと言われていますが、どのようにお考えですか。
学生・企業、双方に原因があります。学生側は、甘やかされて育った若者のストレス耐性が弱いことがあげられます。企業側は即戦力・中途採用などを以前よりも活発に行うようになり、世の中が以前は否定的だった転職を受け入れるようになったことがあるでしょう。しかし、私が考えるのは、現代のビジネスは、若者のストレス耐性が弱いのではなく、かかっているストレスが昔に比べてはるかに大きくなったのではないかということです。昔は多少の無駄が許された作業も、現在は効率化されすぎて、仕事のレベル・量・難易度全てにおいて、余裕が無いほど、上がってきています。ですから入社直後、数年で転職といった状況が起きるのだと思います。
―では、学生時代にどのような準備が必要ですか?
学生時代は、自分が今やれること、思いついたことをやればいいのではないでしょうか。あせらず、本質をじっくり見つめるように心がけましょう。

しかしあえて言えば、本質の見極め方、本当の問題を見抜き・解決する力、問題解決能力を培う事です。仕事が出来る人と出来ない人の違いは、本当の問題解決能力があるかどうかだと思います。そして本当の問題解決というのは、問題処理とはまったく違い、その問題を再発させないことです。

―最近の新卒を見て、何か感じることはありますか?
私たちの学生時代のほうが、適当に過ごしている人が多かった気がしますね。最近は若い人でも、どのように生きるべきかと模索している人が増えているのではないでしょうか。大きな志を持っている学生に会うたびに、日本もまだまだ捨てたもんじゃないなと思います。
―就職活動を控えている留学生へのアドバイスをお願いします。
留学中に様々な苦労をすることによって、経験値が高まるのは大きなメリットです。しかし、海外に出ると、日本への情報に疎くなりやすいというデメリットもあります。企業側はメリットとデメリットを差し引いて考えます。日本社会で何が起こっているのか、常にアンテナを張っておきましょう。また、就職活動の機会が少ない留学生は日本の学生に比べて、面接慣れしていません。最低限の面接対策はやっておきましょう。
―ありがとうございました。
株式会社ディスコ(3/3)
代表取締役会長 加藤 宏様
常務取締役 HCビジネス本部長 夏井 丈俊様
http://web.disc.co.jp/

住所:〒112-8515東京都文京区後楽2-15-1
連絡先:(0081)03-5804-5707
Fax:(0081)03-5804-5919

取材:シュウイチ
執筆:かりちゃん
同行:カブ、エイリ、ケイジ

【編集後記】
経験というのがいかに大切なのか思い知りました。情報化社会の現代、必要な情報はほとんど入手できますが、経験だけは時間をかけて積んでいくものであり、お金で買えない資産だなと思いました。だから取材中は、頷いてばっかりでした(笑)。そして自分はどのようにして人生を過ごすべきかを、改めて考え直しました。また現在の日本・世界の状況を把握していくことも地球に生きる一生命として大切なんだなと実感しました。忙しい中、他の約束の時間を押してまで取材に応じていただき、本当にありがとうございました。(中原周一)

私も来年はいよいよ就職活動の予定です。最前線で活躍されている夏井様からお話が聞けて、モチベーションが上がりました。どんなに変化が激しい社会になっても、会社の戦力になれるように、本質とは何かを常に意識していこうと思います。もうすぐアメリカNYへ留学に行くので、NYのオフィスにも是非足を運ばせていただきます。今回はお忙しい中、取材を受けて下さりありがとうございました。(苅田直也)


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「せっかく中国経済の中心地・上海でいるんだから、生の中国ビジネスに触れたい!」そんな思いを胸に、当時、上海財経大学に留学していた小林直樹が立ち上げたサークルです。現在のメンバーは、日本人留学生と中国人大学生で構成されており、上海で活躍する日系企業を取材し、それを「RINKOKUメールマガジン」として発行中です。他にも、留学生向けセミナーや、中国人学生向けの企業見学会を開催しています。全活動の方針を決める定例会議を、毎週土曜日午前10時より、上海財経大学の中山北一路校区で開いています。