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◆◆株式会社ディスコ(2/3)
代表取締役会長 加藤 宏様
常務取締役 HCビジネス本部長 夏井 丈俊様
『本質をじっくり見つめよう』
アメリカ・ヨーロッパの最前線で指揮を執られていた夏井氏。人材分野のスペシャリストの視点から見た、最近の海外人材の動向と、変化の激しい時代を生き抜くために大切なことを熱く語っていただきました。
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〈前号のつづき〉
- ―御社の強みをお聞かせください。
- 海外での日本人留学生のリクルーティングにおいて成功しています。今年21年目を迎えたアメリカ・ボストンキャリアフォーラムでは、多くの企業様、学生たちに参加していただきました。現地の大学のキャリアセンターは、現地の学生しか面倒をみないのが一般的です。今後も、海外人材と、海外人材を採用したい企業様の架け橋となる場を提供したいと考えています。
- ―アメリカと中国で留学している日本人留学生の違いは何ですか?
- 全体的に見て、アメリカ留学はビジネス志向の方が多いのに比べて、中国留学はカルチャー志向の方が多いというのが特徴ですね。英語は義務教育で6年間学んでいるので、みなさん最低限の英語力は持っています。しかし、中国語の場合、ほとんどの人が大学で一から勉強するので、まずは語学をきっちり学ばなければなりません。そのため、アメリカ留学の場合、専門分野が多岐に渡りますが、中国留学の場合、語学を中心とした、文系専攻の方がほとんどです。
- ―先日、北京・上海キャリアフォーラムを開催されましたが、感想を聞かせてください。
- 中国の大学は、本籍(注1)日本人留学生の数がまだまだ少ないですね。アジア経済が今後注目されるのは分かっていても、まだ留学に踏み切れない人が多くいるようです。また北京・上海キャリアフォーラムでは、実際の留学生の状況と企業が想定していた学生像の間で、大きなズレが生じていました。弊社としましても、参加していただく企業様に対し、もっと状況を理解してもらう努力をする必要があるなと感じました。今後の課題ですね。
注1:1年の短期の留学ではなく、4年制の本科生のこと。 - ―キャリアフォーラムを成功させるために必要なことは何ですか?
- まずキャリアフォーラムを魅力的に見せるため大事なことは、参加する企業のブランドと企業の数だと考えます。また、メインのキャリアフォーラム以外にも、学生に対して様々な支援・取り組みをしていかなければいけません。例えば、上海で企業説明会を主催する際、北京の学生でも書類選考に通れば、上海までの交通費を負担する、といった事や、就職のための面接講座を開催し、就職に対する留学生の意識をもっと高めてもらう事なども必要だと考えます。
- ―最近の人材市場の動向をお聞かせください。
- 経済発展が高度な国によく見られる状況ですが、現在、日本・アメリカの学生の理系離れが非常に深刻です。その代わりに金融・経済分野へ興味を持つ学生が圧倒的に増えています。しかし理系離れが進めば、国家の開発力・競争力の低下に繋がります。
そのため、アメリカのIT企業ではインド人と中国人エンジニアの確保に努めています。日本も今後は技術者不足が見込まれており、海外から人材を招かざるを得ないでしょう。 - ―日本企業が求める中国人人材について教えてください。
- 能力レベルによって、3つが挙げられます。まず1つは、少子化による労働人口減少を補うための、主に単純作業をする、いわゆるブルーカラーの人材。次に、日本学生の理系離れが進んでいるため、技術系の人材の確保。最後に、今後の中国というマーケットを視野に入れた、戦略的人材の確保が求められています。
- 次号につづく ≫
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- 「せっかく中国経済の中心地・上海でいるんだから、生の中国ビジネスに触れたい!」そんな思いを胸に、当時、上海財経大学に留学していた小林直樹が立ち上げたサークルです。現在のメンバーは、日本人留学生と中国人大学生で構成されており、上海で活躍する日系企業を取材し、それを「RINKOKUメールマガジン」として発行中です。他にも、留学生向けセミナーや、中国人学生向けの企業見学会を開催しています。全活動の方針を決める定例会議を、毎週土曜日午前10時より、上海財経大学の中山北一路校区で開いています。










