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セミナー

◆◆オフショア開発 vs. グローバルソーシング
オフショア開発とは、国内のソフトウェア開発を海外拠点に委託することです。海外の契約パートナーだけではなく、100%資本を持つ海外現地法人への発注もオフショア開発です。ソフトウェア開発だけではなく、保守や派生開発もオフショア開発に含まれます。
一方、アウトソーシングとは、社外調達もしくは外部委託のことであり、すなわち外部の専門企業と取引する形態です。ですから、海外現地法人へのシステム開発委託はアウトソーシングではありません。一般にアウトソーシングといえば、業種業態によらず、生産部品の調達から労働サービス委託に至るまで、ありとあらゆる外部調達が含まれます。海外へのアウトソーシングをオフショア・アウトソーシング(Offshore Outsourcing)、もしくはオフショアリング(Offshoring)と呼びます。本稿では、後者のオフショアリングに統一します。この定義にしたがうと、海外の工場で自動車部品を製造して日本市場に持ち込む製造アウトソ-シングもオフショアリングです。
最近は、コールセンターやデータ入力など、いわゆる間接労働サービスの外部委託が一般化しました。これらを総称して、ビジネス・プロセス・アウトソーシング(Business Process Outsourcing)、略してBPO(ビー・ピー・オー)と呼びます(海野 2008)。オフショア開発と海外BPOをあわせて、狭義のオフショアリングと呼ぶこともあります。本稿では、狭義のオフショアリングの定義を採用します。

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幸地 司

幸地 司  (KOCHI Tsukasa)
アイコーチ株式会社 代表取締役

沖縄生まれ。九州大学大学院修了。1996年から株式会社リコーにて研究開発職に従事、2003年にオフショア開発アドバイザ会社を設立。
業界に先駆け発表したグ ローバル技術者養成プログラムが評判を呼び、実践的でわかりやすいケーススタディが高い評価を得る。
日本唯一の業界コミュニティ「オフショア開発フォーラム」を主宰。実践的でわかりやすい語り口が4,000名のメルマガ読者を魅了する。
近年は、琉球大学非常勤講師や沖縄県情報産業振興アドバイザーとしても活躍する。
著書に「オフショアプロジェクトマネジメントPM編」(技術評論社)、「オフショアプロジェクトマネジメントSE編」(技術評論社)、
「オフショア開発に失敗する方法」(ソフト・リサーチ・センター)など多数。